テレワークベースで仕事をする際に、チーム(と個々人)のタスク管理をどのように行うかが非常に重要になります。
タスク管理ツールなしでやろうとすると、タスクごとのステータス管理等がかなり冗長になったり、抜け漏れや非効率が生まれやすいので、タスク管理ツールを活用するべきでしょう。
タスク管理ツール自体は、かなりの数があるのですが、今回は「Trello(トレロ)」をご紹介したいと思います。
タスク管理ツール「Trello(トレロ)」
Trelloは、Atlassianが提供するタスク(プロジェクト)管理ツールで、Googleをはじめ、あらゆる規模・業種の企業が利用しており、ユーザー数は約2,000万人とのことです。
タスクの全体像と進捗を一覧化
タスク管理を行う上での、基本構造として、ボード>リスト>カードとなっており、まずはここを抑えることが出発点です。
- ボード:プロジェクトごと、もしくは、チームごとに用意する、タスク全体の概念。
- リスト:基本的には、タスクの進捗(ステータス)の管理概念。
- カード:タスク自体。1タスク、1カードで管理する。
よって、同じプロジェクト(チーム)で共有すべきタスクを、1ボード内で進捗の見える化ができるため、チームメンバーが同じ情報をみることにつながり、チームとしての足並みを揃えることに役立ちます。
けっこう重要になるのが、リストの作り方で、どういった分解能(レベル感)で進捗(ステータス)設定するかで、成果(スピード)が変わってくるので、いろいろ試しながら工夫して変えていくのがよいです。
カードで必要な情報や進捗を細かく更新・見える化
各タスクを管理する「カード」には、タスク内容、担当者、期日、チェックリスト(to do)、メモ、添付ファイルなどを記録・更新していきます。
1タスクで、実行するべき作業が多いと進捗が見えづらくなるので、カードを分解するか、チェックリストでto do管理していくのがよいです。非常に重要なことは必ず「期日」を置くこと。そして、その期日管理を徹底することです!
期日までに間に合わなくてもいいや、となるとプロジェクト全体のスピード感がでないので、テレワークの際は、期日へのコミットを求めるようにしましょう。
利用料金が安い(というか、実質ほぼ無料!)
Trelloは機能が充実していて使い勝手がいいのは勿論なのですが、無料で必要な機能がほぼほぼ使えます!
ボードが10件までという制限があるのですが、中小企業だと無料プランのままで十分耐えられるかもしれません。
参考ページ
トレロの使い方をもう少し詳しく知りたいという人はこちらのリンクをどうぞ。