コンサル業界にいると、よく生産性という言葉を耳にします。

たとえば、、、

「あいつは、生産性が高いから、、、」

とか

「この仕事の生産性を高めるためには、、、」

とか。

営業と生産に分けた場合、プロジェクトのアウトプットを作成することを生産と、多くの場合は呼ぶ。

経営コンサルタントと呼ばれる人は、たくさんいるだろうけど、そうした人たちの生産性を数値化して、横並びにできたら、面白いなぁ、とふと思った。

ファーム別に、職位別(パートナーとか、プロジェクトマネジャー、アソシエイト)に、キャリア年数別に、出身校別に、並べるとどんな結果になるか、非常に興味がある。

感覚的にいうと、できる人と普通の人の生産性の差は、おそらく、、、10倍~20倍は違うだろう。

例えば、Aさんというごく普通のコンサルタントが10時間かけて作る資料を、生産性の高いBさんは1時間で作っちゃう。場合によっては、顧客の合意形成に1ヶ月(20営業日)かかったCさんに対して、Dさんはたった1日で済ませてしまう、みたいなことも普通にありうると思う。

単純に、要領がいいとか、集中度とかすごい、というだけでなく、人の動かし方だとか、情報収集の量、アウトプットの仕方、コミュニケーションのとり方が違うのだろう。

昔、大前研一さんがマッキンゼーの支社長をしていた頃、年収は2億とか言ってたから、新米コンサルタント(500万)の約40倍ということになる。