コンサルプロジェクトを行う際には、決まってキックオフミーティングという、双方顔合わせを主目的とした会議が開かれます。

アジェンダとしては、
・自己紹介
・プロジェクト内容説明
・今後のスケジュールとToDo
・役割分担の確認
などです。

初顔合わせの面々が集まるので、一定の緊張感のある会議になるのが普通です。特に新規プロジェクトの場合は、クライアントにとっては実力未知数のコンサルと始めて会うので、不安を持たれているケースもあると思います。

このキックオフミーティングは、中身として重要なことを議論するわけではないのですが、よいキックオフになったのか、わるいキックオフになってしまったのかでは、その後のPJ運営の難易度が大きく変わります。

良いキックオフとは、
・資料がしっかりと準備されている。(誤字・脱字などがないこと)
・会議のファシリテーションが円滑に進められている。
 -時間配分が的確で、予定時間に終わること。
・コンサルのプレゼンが淀みなく、分かりやすいこと。
・お互いに本音で意見をぶつけられる会議の雰囲気を作ること。
・各コンサルの個性がでて、層の厚さが伝わること。

その結果
・お互いの人となりがなんとなく理解され、プロジェクトのゴールが共有されている
・信頼できるコンサルであることが伝わり、クライアントの不安が取り除かれる

ことができれば、成功でしょう。

何事も準備が大切です。