今日は、コンサルタントが日常的に行うインタビューについて書きたいと思います。
コンサルタントは、プロジェクトのあらゆる局面で、いろいろな関係者に対してインタビュー(ヒアリング)を行います。

その目的は、様々で、

①(純粋な)情報収集
②ディスカッション(お知恵拝借に近い)
③(本音での)ニーズ把握 
④利害調整 (敵対関係を緩和など)
⑤営業活動の布石

などでしょうか。

ある程度経験を積むと、誰でも一定のインタビュースキルというのは身につくのですが、インタビューの奥の深さを侮ってはいけません。

熟練者であるほど、
人によってスタイルが大きく異なっており、いろんなテクニックを持ってたりします。

例えば、
・雑談ばっかして、最後の5分だけ本題を話す
・生い立ちから、現在まので人生について徹底的に聞く
・人間的魅力をフルにアピールし、相手を魅了する
・頭の回転の速さを見せつけ、感心させる
・ひたすら聞き役になりつつ、ごく自然に要点を聞き出す
など

どれも暗黙知であり、形式知としてHow toを語り、伝達することは難しい。。。

私は、属人的なスキルがないので、超オーソドックスな形でインタビューを進めます。