CVP(Customer value proposition)/ カスタマー・バリュー・プロポジションは日本ではあまり聞きなれないマーケティング用語では、米国では重視され、非常によく使われるコンセプトだ。
カスタマー・バリュー・プロポジションとは、
(1)どの顧客セグメントに対して、(2)(競合には真似できない)どのような方法/経営資源を用いて、(3)どのような価値を提供するのか
を明らかにした、会社(商品・サービス)としての顧客視点での基本戦略を明文化したものである。
カスタマー・バリュー・プロポジションが重要視される理由は、「顧客が、数ある選択肢の中で”なぜ”その商品を買う必要があるのか?」という本質的な問いに対して、明確な回答を求められるからです。言い換えると、分かりやすい言葉でCVPを語ることが出来なければ、その商品・サービスの戦略が明確になっていない、もしくは、競争優位性に欠けるということになるのである。