会社組織は、人が構成している以上、人対人(人間関係)の衝突や軋轢を避けることはできない。

この前提にたったとき、リーダーとしては、社員間の衝突や軋轢を緩和し、協働関係へと導いていく役割を担わなければならない。組織における人間関係を良好に保つことも、リーダーの仕事なのである。これは、全てのレベルのリーダー・マネジャーにとって重要なスキルである。

人間関係の問題に対処するためには、いくつかポイントがある。

・衝突や軋轢を、人間関係から切り離してみる。
・他者を打ち負かすことではなく、問題を解決することにエネルギーを注ぎ込ませる。
・関係する人たちの目的、意見、感情を最もな問題だと人間する。
・衝突や軋轢は、問題を解決するとともに、現在の関係をよりよい方向に改善させることにつながることを認識する。