STP(セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング)は、マーケティングの肝といえるが、その基本ルール(原則)を抑えておくことは大切である。

【セグメンテーション】
セグメンテーションの軸は、以下の4つが基本となる。

1.Geographic:地理学的要素 (国/地域/都市・田舎/駅前・郊外)
2.Demographic:人口統計的要素 (年齢/収入/教育/人種/個人属性)
3.Behavioral:行動学的要素 (○○派)
4.Psychographic:心理学的要素 (ライフスタイル/志向特性)

セグメンテーションの軸としての妥当性は、以下の5つの観点から確認する。

1.Measurable:効果を測定することができるか?
2.Access:アクセス(関与)することができるか?
3.Substantial:十分な規模となるか?
4.Differentiation:差別化をはかることにつながるか?
5.Actionable:アクションにつなげられるか?

【ターゲティング】
ターゲット顧客の妥当性は、以下の3つの観点から確認する。

1.Attractiveness:当該顧客セグメントは十分魅力的か?
2.Long term objective:自社の長期目標に沿うものか?
3.Capability:自社の能力で対応(実行)可能か?

【ポジショニング】
自社(商品)のポジショニングの妥当性は、以下の3つの観点から確認する。

1.Relevance:競合の立ち位置を踏まえ、自社のポジションは妥当であるか?
2.Distinctiveness:独自性のあるポジションとなっているか?
3.Believability:長期的に確固たるポジションになりうるか?
4.feasibility:実行可能か?