７＆iホールディングスCEOの鈴木敏文氏。
日本を代表する経営者ですが、この方が、セブンイレブンを創業、拡大していく中で編み出してきた経営コンセプトは、本当に革新的なものでした。時代や外部環境の障壁など物ともせず、次々に新しい取り組みを行い、業界を牽引してきた彼は、まさに真のアントレプレナー（起業家）だと思います。
・単品管理
・チーム・マーチャンダイジング
・ドミナント出店
・持たない経営（アウトソーシング重視）
・経営は、心理学×統計学
・死に筋排除
・仮説－検証
・顧客の立場で考える
・朝令暮改は当たり前
などなど。。。 関連本の多くは読ませていただき、勉強させていただきました。
ちなみに、単品管理などは、トヨタの”カンバン方式”のように、日本発の英単語として、米国ビジネス界でも通用するそうです。
鈴木氏は、現在76歳ですが、いまだ現役ばりばり。
少し前に、WBSに出演している映像を見ましたが、10年前とあまり変わっていないご様子。
たまにプロ野球の監督が、「グラウンドで死ねたら本望だ」という趣旨の発言をされることがありますが、鈴木氏も一生、一経営者たる所存なのかもしれません。
一サラリーマンだと60～65歳で、いわゆる定年という制度で、強制的にリタイヤさせられるわけですが、このご時世、60歳で仕事やめさせられたら、あと20年何をやればいいんだ？！ということになってしまう人が多いと思います。
そういう意味で、鈴木氏のような生き方は格好いいですし、憧れます。