最近いろいろな人とお会いして思うのは、人的ネットワークの重要性。

上場企業のように、実績を積み、内部システムを整備してきた会社は組織が成熟してきているので、個人の力量ではなく、組織力でビジネスの勝負をすることができる。

一方ベンチャー企業、特に立ち上げてまもないアーリーステージの企業は、金もなければ人もない。組織も脆弱。となると、経営幹部の個の力で勝負するしかなく、そこで重要になってくるのが、彼が保有しているヒューマン・ネットワークだ。

どれくらい多分野にわたって、数多く、電話一本でいろいろ聞ける/頼める関係の友人を持っているかが非常に重要だ。

常に新しいことにチャレンジしているわけだから、その都度その都度何かしらの壁にぶつかる。その時に、”う~~~んっ!”頭をひねることによって解は生まれるものだが、時間がかかる。世の中なんについてもその道の専門家がいるわけで、そういった人たちに即座に聞いたほうが、時間の節約にもお金の節約にもつながる。

人脈力という言葉もあるが、できる人は人脈力が高いというのは、その通りだろう。